福岡県立嘉穂高等学校（飯塚市）の1年生24名と教員3名が，南九州研修の一環として，3月27日に理学部へ来訪されました。
　まず，物理・宇宙プログラムの中西 裕之准教授から理学部紹介があり，なかでも特に高校生が大学生と一緒に学ぶことができる「理学部先取り履修科目（対面またはオンライン）」について紹介がありました。（理学部先取り履修科目参考URL：https://sci-kagoshima-univ.jp/sakidori/）
　次に，物理・宇宙プログラムの秦 浩起准教授が「君たちは未来を予測できるか-カオス科学入門」という体験授業を行いました。高校生は実際に実験やコンピュータ実験を行いながら，驚きつつ新たな知見を得ることができたようです。
　さらに，化学プログラムの加藤 太一郎准教授と児玉谷 仁准教授，物理・宇宙プログラム三井 好古准教授の３つの研究室に分かれて，何をどのように研究しているかを見学しました。高校生は，研究現場に触れて興味を深めていたようです。午後からは，嘉穂高等学校から鹿児島大学に進学している3名の在学生と話をし，教員とは異なる学生の視点から大学を知ることができたようです。　
　理学部ではこのような機会を通し，幾つかの体験が大学とはどんなところかを知る機会となり，高校生一人一人が今後を考える一助となることを願っております。