教育体制

5つのプログラム

 

 鹿児島大学理学部は2020年4月から、4学科から理学科5プログラムの教育体制を展開。数理情報科学プログラム、物理・宇宙プログラム、化学プログラム、生物学プログラム、地球科学プログラムの1学科5プログラム制に変わります。

 

各プログラムの詳細はこちら

将来を見据えたコース選択

3年進学時に2つのコースから選択

一般コース

理数系の一般的かつ基礎的な素養と専門分野の知識と技能を修得する

  • 段階的に専門的な知識を習得
  • 企業、公務員、教員など多様な進路
  • 鹿児島大学・他大学大学院への進学

理数教育プロジェクトコース

一般コースの教育課程に加え、本格的な研究環境のもとで課題探求能力を深化させる

  • 鹿児島大学大学院理工学研究科へのスムーズな進学
  • 4年次に大学院科目の先取り履修が可能
  • 4年次に大学院科目の先取り履修により、大学院で海外研修・研究インターンシップなどの多様な科目を受講できる環境

理学部理学科の4年間

理学部理学科の4年間を詳しく見る

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卒業研究 ゼミから大学院へ

数理情報科学プログラム

西村 勇人
数理情報科学専攻 修士2年
(長崎県立長崎北高校出身)

 

卒論テーマ
微分形式の種々の演算について

現在の研究課題
多様体のトポロジー

 

目に見えない図形の幾何学

 私は多様体の位相的に変わらない性質を研究しています。微分形式を用いて定義されるde Rhamコモホロジーや特異ホモロジー群、ホモトピー群、特性類などの道具を使って、多様体を特徴づけていきたいと考えています。

物理・宇宙プログラム

渡邊 有美
物理・宇宙専攻 修士1年
(兵庫県立加古川東高校出身)

 

卒論テーマ
Mn中のGa拡散に対する磁場効果

現在の研究課題
強磁場中熱処理によるMn中Ga拡散過程の解明とMn基機能性物質の強磁場再現

 

一歩ずつ着実に積み重ねる

 わからないこと、疑問が尽きない毎日ですが、それでも少しずつ前進していると感じます。持てる限りの時間と情熱を注ぎ、自身の知的好奇心を満たすと共に、自身の研究が物質科学の発展に繋がればとても嬉しいです。

化学プログラム

酒匂 美夏
地球環境科学専攻 修士2年
(鹿児島県立伊集院高校出身)

 

卒論テーマ
イオン液体中でのpH制御とナノ粒子の分散

現在の研究課題
トリフロメタンスルホン酸塩イオン液体の酸塩基性及びそのポリアクリル酸被覆ナノ粒子の分散のpH応答への影響

 

責任と愛着を持って取り組む研究

 大学院生の2年間はとても短いですが、任されたイオン液体2-ジエチルエタノールアンモニウムトリフロメタンスルホン酸中でのナノ粒子分散の研究については誰よりも責任と愛着を持っていると言えるようになって修了したいです。

生物学プログラム

荒木 小梅
地球環境科学専攻 修士2年
(北海道帯広緑陽高校出身)

 

卒論テーマ
霧島山栗野岳の照葉樹林における地形による植生の変異

現在の研究課題
霧島山栗野岳の照葉樹林における地形が植生に及ぼす作用

 

フィールドワーク特有の楽しさ

 私の研究は森林を実際に訪れて調査することが特徴です。毎木調査や全天写真、自動撮影カメラなど多種多様な方法を利用して森林の地形や動植物を調べています。最終的には調査地の植生を解明することを目標に研究に取り組んでいます。

地球科学プログラム

久保 武史
地球環境科学専攻 修士2年
(宮崎県立宮崎西高校出身)

 

卒論テーマ
海底及び陸上地震観測による小宝島・宝島周辺の微小地震活動

現在の研究課題
火山性深部低周波地震の振動エネルギーとその時間変化の推定

 

火山深部での地震と噴火活動の関係

 火山体周辺で発生する深部低周波地震は、火山深部でのマグマの移動と関係があると言われています。この地震に伴う振動エネルギーとその時間変化を推定し、噴火活動との関係性について研究していきたいです。

 

※専攻と学年は2019年4月現在のものです。

取得可能な資格(2019年4月1日現在)

学科

資格等

数理情報科学科

中学校教諭一種免許状(数学)、高等学校教諭一種(数学・情報)、測量士補、学芸員(任用資格)

物理科学科

中学校教諭一種免許状(理科)、高等学校教諭一種(理科)、学芸員(任用資格)

生命化学科

中学校教諭一種免許状(理科)、高等学校教諭一種(理科)、学芸員(任用資格)

地球環境科学科

中学校教諭一種免許状(理科)、高等学校教諭一種(理科)、測量士補、学芸員(任用資格)

理工学研究科

博士前期課程

数理情報科学専攻

※中学校教諭専修免許状(数学)、※高等学校教諭専修免許状(数学)

物理・宇宙専攻

※中学校教諭専修免許状(理科)、※高等学校教諭専修免許状(理科)

生命化学専攻

※中学校教諭専修免許状(理科)、※高等学校教諭専修免許状(理科)

地球環境科学専攻

※中学校教諭専修免許状(理科)、※高等学校教諭専修免許状(理科)

※は一種免許状を取得しているか、取得見込みであることが条件です。

主な進路(過去4年分)

数理情報科学科

企業

アイ・ティー・エース・ジャパン、アイエスビー、アイティアイ、アウトソージングテクノロジー、アクトコール、あさひ、アドヴァンスト・インフォメーション・デザイン、アドソル日進、アルトナー、指宿市立山川中学校、今別府産業、いわさきグループ、英進館、SCSKニアショアシステムズ、鴎州コーポレーション、大分銀行、大分県鶴崎工業高等学校、鹿児島銀行、かごしま電工、鹿児島トヨペット、関西設計、北さつま農業協同組合(JA北さつま)、九州テン、熊本県信用組合、熊本中央信用金庫、現場サポート、サザンクロスシステムズ、昂、西部ガス、セドナエンタープライズ、セントラルソフト、ソフトウェアビジョン、ソフトマックス、テクノプロ(テクノプロIT)、南国システムサービス、日本システムデザイン、ネットワークテクノス、日立システムズ、ヒューマンテクノシステムホールディングス、富士通エフ・アイ・ピー九州、富士通鹿児島インフォネット、マックスゲート、都城酒造HD、宮崎県信用農業協同組合連合会、宮崎太陽銀行、夢現、メイテック、モビテック、ユニクロ、ワークスアプリケーションズ


公務員

鹿児島市、宮崎県、熊本国税局、九州財務局、志布志市


教員

鹿児島県公立中学校、鹿児島県公立高等学校、鹿児島県立南薩少年自然の家(臨時)、鹿児島高等学校鳳凰高等学校(臨時)、大分市立中学校(臨時)、大分県公立高等学校、小林市立中学校、箕面市立中学校、長崎県公立高等学校、佐賀清和高等学校、横浜市立中学校、常盤高等学校、熊本県公立中学校、指宿市立中学校


大学院進学

鹿児島大学、宮崎大学、大阪大学、九州大学、京都大学、神戸大学、静岡大学

物理科学科

企業

アイオ、アオイ警備保障、アクセンチュア社、揚羽、伊藤ハム販売、英進館、ANAテレマート、映広グループ、NTTドコモ、NTTフィールドテクノ、大分キャノン、大隅肝付地区消防組合、オーユーシステム、熊本製粉、クレスコ、さつま日置農業協同組合、下堂園、スーパーモリナガ、セゾン情報システムズ、ソニーLSIデザイン、ティー・ワイ・ピー、テクノプロデザイン社、東京スター銀行、ドコモシステムズ、トスコ、トライアルカンパニー、ニック、ニプロ、日本アドバンス・テクノロジー、日本システム、日本郵政グループ、日立パワーソリューションズ、フォーカスシステムズ、富士通ソフトウェアテクノロジー、渕上印刷、freep、ベニックソリューション、北海道NSソリューションズ、本田技術研究所、マイクロメモリジャパン、松田工務店、豆蔵、三井住友海上火災保険、三菱電機マイコン機器ソフトウェア、南日本情報処理センター、都城酒造HD、メイテック、MFDモト・フィールド・ドッカーズ、焼鳥行雲、山口フィナンシャルグループ、よかタウン


公務員

薩摩川内市、長島町、宮崎市、宮崎文化振興協会、大分県教育委員会、長崎税関、宇部市、沖縄県、東京消防庁、気象庁


教員

鹿児島県公立中学校、宮崎県私立高等学校、大分県公立中学校(臨時)、福岡県公立高等学校、岡山県公立高等学校(臨時)、神奈川県立高等学校


大学院進学

鹿児島大学、九州大学、名古屋大学、筑波大学、東京大学

生命化学科

企業

アイ・エイチ・ジェイ、ITS Japan、アウトソーシングテクノロジー、旭化成、アドバンテック、アルプス技研(派遣)、EP綜合、医療企画、いわさきグループ、インテック、インビリティー、ウェルファムフーズ、SRA西日本、オープンハウス、小野薬品工業、化学及血清療法研究所、鹿児島信用金庫、鹿児島相互信用金庫、キャタリストリサーチ、ゲンキー、興和、コスモス薬品、小正醸造、再春館製薬所、塩野義製薬、シティアスコム、新日本科学、昂、スマイルサポート、セルム、WDBエウレカ(派遣)、トーアエイヨー、南国殖産、南薩食鳥、西酒造、日本MSD、BCC、VSN、プリントネット、ベイル、本坊酒造、マイクロカット、南日本銀行、南日本情報処理センター、宮崎銀行、宮崎県環境科学協会、宮崎放送、ミロク情報サービス、役漫、ゆうちょ銀行、UTコンストラクションネットワーク、UTテクノロジー、リロ・ホールディングス


公務員

鹿児島県、鹿児島市、宮崎県、宮崎市、大分県、松江市、東京国税局、菊陽町、大野城市、鹿児島県警


教員

大分県公立中学校、福岡県公立高等学校、学校法人 津曲学園 鹿児島高等学校


大学院進学

鹿児島大学、山口大学、九州大学、東京大学、東北大学、大阪大学、長崎大学、奈良先端科学技術大学

地球環境科学科

企業

アイ・ティ・エス・ジャパン、アイティアイ、麻生セメント、アララ、アルテクス(派遣)、アンシャントマン、WITS、宇宙技術開発、英進館、ABC Cooking Studio、エコスマート、NTT西日本、応用地質、鹿児島銀行、鹿児島興業信用組合、鹿児島信用金庫、鹿児島テレビ放送、加藤憲G.R.S.、加根又本店、クオレ、熊本銀行、熊本清掃社、熊本日日新聞、グラフィック、鉱研工業、コーアガス日本、国際航業、コニカミノルタプラネタリウム、コネクシオ、産研設計、JA鹿児島経済連、ジオ・コミュニケーションズ、城山観光、新日本科学SMD、新日本技術コンサルタント、鮨の岩崎、住友林業フォレストサービス、セコム、ゼンリン、大栄環境、ダイヤコンサルタント、ディップ、TDCソフト、テクノ工営、東京海上日動火災保険、トライグループ、ドラッグストアモリ、なべしまホールディングス、南国殖産、西原商会、日本環境衛生センター、日本システムデザイン、日本生命保険、日本年金機構、ネオキャリア、野村證券、ひぐちグループ、ひびき灘開発、ヒューマン(派遣)、広島銀行、福岡銀行、復建調査設計、フューチャーリンクネットワーク、プライムアシスタンス、ホープ、マツダオートザム鹿屋、マルエーフェリー、三菱自動車エンジニアリング、明治安田生命相互保険、森建設、山野井、ランテック、家業(住職)蓮成寺、レンタルのニッケン、ワークスアプリケーションズ


公務員

鹿児島県、鹿児島市、鹿児島労働局、喜界町、霧島市、宮崎県、宮崎地方法務局、福岡検疫所、福岡県警、水俣市、長崎県時津町、陸上自衛隊、林野庁、気象庁、九州防衛局、熊本県警 警察事務


教員

大分県公立中学校、福岡県公立高等学校、鹿児島県理科中学教師


大学院進学

鹿児島大学、九州大学、熊本大学、琉球大学、東京大学、北海道大学、神戸大学、首都大学、京都大学、島根大学、信州大学

理学部理学科の取り組み

サイエンスクラブ

 

課外研究にチャレンジ!

 サイエンスクラブは、理数分野に強い学習意欲と基礎学力のある学生を対象としたプログラムで、1年生から3年生までを対象にした課外の研究活動です。担当の教員から提案されたテーマに沿って研究内容を打ち合わせ、自分たちで研究を行っていき、年度末には学内の発表会において研究結果を発表します。少人数で行うので、教員とも仲間とも十分な議論を行うことができます。文部科学省が主催する「サイエンス・インカレ」に参加することにより、学外で発表する機会を得ることもできます。

CST(コア・サイエンス・ティーチャー)

 

「科学する楽しみ」を伝える教員育成

 理科が好きな児童・生徒を育てる教員は、自ら理科が面白いということを実感する経験が豊かであることが必要です。CSTでは自然科学の面白さを体験するとともに、好奇心を持って自然科学を探求する学習活動を通して、児童・生徒に「科学する楽しみ」を伝えることができる理数系教員の養成を目的にしています。中学校教員免許状(理科)を取得、あるいは取得見込みの大学院在籍学生や鹿児島県内の小・中学校(理科)の現職教員の方を受講対象者としています。

授業外学習

 

オフィスアワー&ワークプレイスによる理解の深化

 学生の自学自習や協働課題解決の定着と理解の深化を目的として、適切な履修科目数管理と授業外学習時間を考慮した専門科目の時間割にしています。学生は、授業とは別に指定されたオフィスアワーとワークプレイスの組み合わせによって、一人でまたは他者と協力して課題やレポート作成に取り組みます。授業内容等についても質問することができ、理解を深めていきます。

関連研究施設

南西島弧地震火山観測所

 

地震火山観測研究の最前線

 鹿児島市吉野町にあり、地震や火山の活動の観測と研究を行っています。その中でも、九州南部から南西諸島北部の陸や海で起こる地震活動を重点的に調べています。九州南部やトカラ列島の活火山では、火山活動に伴う地震活動や地殻変動を捉え、火山活動や噴火現象の解明を行っています。理学部・理工学研究科と協力し、学部生、大学院生の受け入れも行っており、自ら取得したデータや最新のデータを使った研究を行うことができます。

天の川銀河研究センター

 

世界と連携して天の川の謎を解く! 

 天の川銀河研究センターは、大学院理工学研究科附属の研究組織で、理学部からは物理宇宙プログラムに関連する教員が参加しています。太陽系が属する銀河である天の川銀河で起こる様々な現象の解明が研究テーマです。鹿児島大学1m光赤外線望遠鏡や、VERA入来局のほか国内外の最新の望遠鏡を用いた観測や、スーパーコンピュータによる数値計算などによって、星や惑星の形成、天の川銀河の構造と運動、ブラックホール周囲で起こる現象などを調べています。国内外の研究機関とも連携しており、大学院生になると研究や観測で海外に行く人もいます。また、理学部の学生も卒業研究などを通じて、センターが行っている最先端の研究に触れることができます。

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