研究紹介Research

物理・宇宙プログラム

教授小山佳一

Keiichi Koyama

強い磁場で新しい物質科学と磁気物理学を拓く

 私たちの研究室では、超電導コイルを用いた世界最強定常磁場で利用する実験装置を開発、東北大学強磁場施設や米国強磁場研究所の研究協力のもと、世界で私たちだけしかできない手法を用いて新しい物質合成法を次々と発見しています。
 例えば、非磁性の原料AとB粉体を混ぜて、ある温度で強磁場を印加すると、自ら磁石の結晶になるように合成していくことを発見しました。そして今、その磁場合成の起源や得られた物質特性など未知の科学現象について、物理学を用いて解き明かしています。

磁場で物質の特性を制御する

 世界初!強い磁場のエネルギーで、強磁性物質(磁石)の合成に成功しました。地磁気の20万倍以上の強磁場を用いて、研究をしています。研究室の超伝導磁石や国内外の世界最高級強磁場発生装置を駆使した実験によって、強磁場磁気物理学の研究を進めています。強い磁場で、新磁石の合成やその物理の解明をしています。
 研究室のサイエンスクラブでは、学部1年生から学生自主研究を少人数教育で指導しています。グラブ学生は文科省主催サイエンスインカレ本大会にほぼ毎年出場し研究成果を発表し、特許も4件出願しました。大学院生は、東京大学や東北大学での実験、国際会議や論文で自分の研究成果を英語で発表し、各賞を受賞するなど活躍しています。私たちは鹿児島大学で世界トップレベルの教育研究をしています。

PROFILE

沖縄生まれで沖縄県立首里高校卒業を卒業しました。愛媛大学理学部物理学科、1997年に広島大学大学院生物圏科学研究科を修了し、博士(学術)を取得しました。1997年、東京大学物性研究所強磁場施設で強磁場物理学に関する研究を開始して、1998年からは東北大学金属材料研究所で助手と准教授(強磁場磁気科学)をしていました。2010年から鹿児島大学で強磁場物質科学の研究を三井准教授や大学院生らと進めています。東北大学時代は毎週末に蔵王スキー場と仙台駅前のゲーセンに行くなど、スキーとクレーンゲームにはまっていました。鹿児島大学での力学の授業で、プライズゲットの力学的考察の余談が受講生にウケたりしています。今は、スキーやクレーンゲームはお休みして、研究と教育へ情熱注入です。

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