教員紹介Researcher

准教授池永 隆徳

Takanori Ikenaga

専門分野

  • 神経生物学

メッセージ

 動物の様々な行動は、脳などの神経系によってコントロールされています。魚類はその多様な生息環境を反映して、多様な行動や外形を示します。そのような多様性は脳のかたちにも反映されており、種ごとに大きな違いがみられます。このような多様な脳のかたちがどのような仕組みで多様な行動を制御しているのかについて理解することを目指しています。決してすぐに応用に結びつくような研究ではないですが、このような研究を進めることができるのは理学部の一つの特徴だと思います。

担当講義

  • 神経生理学
  • 脳科学

研究内容

 魚類を実験材料として、主には味覚に関する感覚情報処理や行動発現に関わる神経系の仕組みについて調べています。例えば、ゴンズイが触鬚で餌の動物が吐き出す呼吸を検出する仕組み、キンギョの口の中での餌選別のための神経回路の機構と発達、ゼブラフィッシュの味覚に関係する脳の構造、魚類における味蕾の進化、さらには味覚だけでなく魚類に特有の小脳の構造や、XマイクロCTを利用した魚類の脳全体の三次元構造などについても調べています。

主な著書・論文など

区分 共著/ 共著
著書・論文名等/ 味覚と摂餌行動の多様性
掲載誌・発行所等/ 遺伝子から解き明かす魚の不思議な世界,一色出版
発行年月/ 2019年8月

区分 共著/ 共著
著書・論文名等/ Chemosensory systems in the sea catfish, Plotosus japonicus.
掲載誌・発行所等/ Zebrafish, Medaka, and Other Small Fishes, Springer
発行年月/ 2018年10月

区分 共著/ 共著
著書・論文名等/ Distribution, innervation, and cellular organization of taste buds in sea catfish, Plotosus japonicus.
掲載誌・発行所等/ Brain, Behavior and Evolution
発行年月/ 2017年6月

所属学会

・日本動物学会
・日本水産学会

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